2008年9月3日水曜日

[人生案内]孫が事故死 毎日涙の70代 日⇒中

人生案内

孫が事故死 毎日涙の70代

 70歳代女性。この春、小学生の孫を交通事故で亡くしました。交差点で車にはねられ、頭を強く打って、意識が戻らないまま亡くなりました。孫をはねたのは近所の人でした。

 友達に悩みを話しても、「世間にはよくあること」と聞き流されます。孫の親である息子夫婦も家庭が崩壊しそうなほどのショックを受けていますが、下の子もいるので、気力で頑張ろうとしています。

 あのまま元気でいれば、孫には、運動会も夏休みもあったはずです。本当にかわいそうです。残された私たちも悲しいです。夢も希望もなくなり、毎日思い出しては泣くばかりです。けがだけで済んでいたら、よかったのに……。人と会うのも嫌になりました。

 どのように現実を受け止めたらいいのでしょう。どのようにして乗り越えていけばいいでしょうか。(A子)



 どんなにつらい毎日かと心が痛みます。愛する人を亡くした時は、覚悟をしていてもつらいものです。理不尽な死なら、なおさらでしょう。

 あなたの受けた苦しみは、同様の経験をした人でなければわからない。想像するだけでつらい。だからお友達は聞き流してしまうのです。

 だからといって、つらい思いや怒りを心の中にためておかないで下さい。あなたの気持ちを紙にどんどん書き、破って捨ててしまうという作業をなさって下さい。

 次にご家族で支え合うことです。あの時こうすればと過去を振り返ると、家族のきずなにひびが入るもとになります。極力それを避け、お互いのつらい気持ちを思いやることで共感が生まれます。

 カウンセリングをしていると、どうしてこんないい方がこんな目に遭うのかと思うことがあります。あなたの苦しみは、他の人の痛みに共感し、救うやさしさに変わっていくはずで、それができる人だけに大変なことは起きている様に思える。というのは30年間の医療経験からの私見です。

 (海原 純子・心療内科医)
(2008年9月2日 読売新聞)

ソース:
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20080902-OYT8T00255.htm


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人生指導

孫女因車禍去世每日以淚洗面的七旬老婦

某位七旬老婦。這個春天,她那還是小學生的孫女因為交通意外去世了。在十字路口被車撞到,頭部受到強烈的撞擊,意識回復不過來,就這樣去世了。撞到孫女的,是住在附近的人。

即使向朋友訴說心中的煩惱,可是朋友都沒心聆聽,只是說:「這是人世間常有的事」。孫女的父親,她的兒子夫婦之間,也受到了幾乎令家庭破裂的重大打擊。但是因為之下還有小孩,所以還是以意志力支持下去。

如果能夠健康地活下去的話,孫女本來還會有運動會和暑假。真的很可憐,連留下來的我們也感到悲傷。夢想和希望都沒有了,每日只要想起就只會哭。如果只是受傷了事,那可多好啊……連和別人見面也變得討厭了。

「要怎樣地去接受現實才好?要怎樣地去克服這件事才好呢?」A子問。



妳的每日是怎樣難受地度過,我想起也覺得心痛。所愛的人離世之時,即使早有心理準備,也是一件非常難受的事。如果是死於非命,那就更不用說了。

妳所承受的痛苦,沒有同樣經驗的人是不能理解的。只是靠想像,是很難理解的,所以朋友們只能在聽過後隨便回應。

儘管如此,也請妳不要將痛苦的感受和憤怒堆積在心底。請妳試試將妳的心情全部寫在紙上,然後將之撕破丟掉吧。

然後,就是家人之間的互相支持。如果還在懷緬過去,說甚麼那時候如何這樣做就好了之類的,只會令家人之間的感情出現裂痕。請盡力避免那樣的事情發生,並設身處地去想想大家痛苦的感受,這樣就能和家人產生共嗚。

我在進行心理輔導時,也曾想過:為甚麼這麼好的人會遇到這麼慘的事?妳的痛苦,將會與他人的痛苦產生共嗚,並變成能拯救他人的親切和溫柔。我認為能夠做得到的人,在他們身上才會發生這樣重大的事情——這就是我從三十年的醫務經驗得出的個人看法。

(海原 純子  心理治療兼內科醫生)
(2008年9月2日 讀賣新間)